組織案内

空知地方のあらまし

私たちの土地改良区は、日本の北海道空知にあります。空知地方は、北海道のほぼ中央部の空知支庁管内に位置し、中央を石狩川が縦走し、南西部にかけて豊かな石狩平野が広がっています。空知管内は、全道の水稲作付面積の約45%を占める北海道一の稲作農業地帯です。

北海土地改良区の沿革

明治42年、石狩川左岸、砂川村以南1町6ヶ村を地区として、
空知川かんがい溝期成会が結成され、広大な平野を美田化せんと計画されましたが、
欧州戦乱により実現が見送られました。

しかし、国際情勢の変化により大正11年6月14日取水量14.6㎥/s、
砂川町外5ヶ町村1,877名、9,973haを地区として北海土功組合の設立が認可され、
待望のかんがい溝掘削が大正13年着工、
4年4ヶ月の短期をもって国営規模の80kmの大幹線が完成し通水が開始されました。

このあと30年幾多の困難を克服し、隣接地の吸収、農地改革、不良地の整理を行い
昭和26年7月28日、かんがい面積12,442haとして土地改良区へ組織変更がなされました。

この頃を境に食料増産政策と相俟って多くの総合開発計画が立案されました。
ダムの建造で用水源が確保され近隣土功組合・水利組合・土地改良区の吸収地区編入が行われ、
平成15年4月1日、北海・中村・三笠・岩見沢・南岩見沢・栗沢・東栗沢の7土地改良区が対等合併し、
平成18年には奈井江土地改良区とも合併し、
赤平市、砂川市、奈井江町、美唄市、三笠市、岩見沢市、栗山町、南幌町、月形町、江別市の
6市4町におよぶ全国最大規模の区域を擁するに至っております。

創立・組織変更

年　月　日	事　　　項	備　　　考
1922 (大正11)年6月14日	北海土功組合設立認可	地区9,973ha、組合員1,877名
1951 (昭和26)年7月28日	北海土地改良区に組織変更	地区12,442ha、組合員4,713名
：	(吸収・地区編入等)	地区27,004ha、組合員2,769名（2003,3末）
2003 (平成15)年4月1日	近隣7土改区合併認可（対等合併）	地区35,274ha、組合員3,777名
2006 (平成18)年4月1日	奈井江土地改良区との合併	地区35,612ha、組合員3,232名